全体リフォーム
【戸建住宅】
A-57:調和した建物と門まわり/西宮市
【担当 アドバイザー:寺本 プランナー:竹村】
調和した建物と門まわり
以前からお家のリフォームで何度もお世話になっているW様。
今回は数年前から検討されていた外構リフォームのお手伝いをさせて頂きました。
頻繁に使う自転車を出し入れする通路は狭いうえに、通路に隣接する植栽の枝が伸びくると
体に当たってしまったり自転車のカゴには葉っぱが入ってくる状態。
外観は洋風なのに樹木は和風の樹木が多い為に違和感があるうえ、本数も多いのでお手入れも大変。
ご要望は・・・
毎日通る通路なのでストレスにならないように緩やかなスロープにしたい。
自転車が出し入れしやすい動線の確保。
樹木を洋風にし、木の本数を減らして自身でメンテナンスできる範囲に。
以前に工事して明るくなった屋根・外壁に合わせて門・塀もきれいにしたい。
使い勝手を考慮したエクステリアの選定も含めご提案させていただきました。
オフホワイトの外塀にタイルが映え、明るく華やかな外観に仕上がりました。
当初の外観 数年前に屋根と外壁の塗装をさせて頂きました。
今回の外構リフォームで門・塀も一新し、調和の取れた外観になりました。
こちらは、新たに設けた駐輪スペース。
タイルの面積が広いので、ここだけ斜め貼りにして動きをつけました。
ギリギリまで広くしたウッドデッキは両サイドから行き来できてとても便利です。
計画パース図面 ↓ after ↓
自転車3台が並んでも少し余裕がある広さを確保し、手前には玄関の行き来がしやすいように階段を設けました。
サイクルポートの色は圧迫感のない色を採用しました。
植栽スペースだった場所を掘り下げ、新たに塀を建て直してスライド式門扉を設置。
スライド式なので自転車でも開閉しやすく、正面から出入りできるので通行もスムーズにして頂けます。
スッと通ったタイル目地が奥行き感を感じさせるアプローチ。
少しR(アール)がかった縁取りが直線ラインのシャープさを和らげてくれます。
縁取りの二丁掛タイルは、ひとつひとつに濃淡がついており味わいある仕上がりになりました。
やさしいイメージのS字デザインの小道。 角が取れた趣のある石を採用。 夕景もいい感じです。
樹木は元々あった柊とナンテンはそのままに、新たにオリーブが仲間入り。
石や砂利のハードな素材と緑が溶け込むような仕上がりになりました。