全体リフォーム
【戸建住宅】
A-38:小住宅でも豊かな家になりました/西宮市
【担当 アドバイザー:寺本 プランナー:竹村】
長屋にお住いのKさま、娘さまご家族と同居するため全面改装をすることになりました。
お住いの長屋は水廻りの老朽化が目立つ、飼っているネコのによる柱の引っ掻き傷、
部屋ごとに小さな段差がある、襖で間仕切っただけの昔ながらの間取りでは二世帯住宅としては
住みにくい、などいくつかの問題を抱えていらっしゃいました。
二世帯住宅で快適に過ごせる住環境にしたいとのご要望に応えるため、家族が集うリビングスペースを
確保しつつ、それぞれのプライベート空間が確保できるよう、工夫しました。
階段を壁で囲わず、ストリップ階段にすることで、空間を広く見せているリビング。
1階はネコちゃんも一緒に生活するので、掃除しやすい床材と傷や汚れに強いクロスを使用しています。
唯一光が差し込む東側には
お母様の部屋を配置。
明るく、風通しも良いので気持ちよく
過ごして頂けます。
間仕切った時にもリビングが暗く
ならないように半透明の扉を採用。
空間を余すことなく収納も設置しました。
イメージパース
リビングの奥には、トイレ、洗面、浴室の水廻りを配置。以前はなかった脱衣スペースが誕生しました。
家の裏側へ出る勝手口は、ドアを閉めたまま採風・換気が出来、防犯性にも配慮しています。
洗面横の壁には、お風呂に入る時に使うタオルや着替えが置けるように折り畳み式の棚を造作。
浴室のサイズやメーカーによって異なる
浴槽はこだわりが強かった部分。
寛いで入浴できるようにショールームで
足の伸び具合などを何度も確認しました。
3帖の子供部屋は、高い天井を活かして
ロフトを設置。
狭いながらも窮屈さを感じない空間に
仕上がりました。
ロフトには普段使わない物がたっぷり収納
して頂けます。
可動棚のスペースは、当初の計画にはありませんでしたが、施工中に「このスペースも収納に使える!」
というお施主さまのひらめきから生まれました。棚を外して、収納BOXをはめこむこともできます。
色むらによって大判タイルにはない柔らかい
表情を持ったタイルと、塗装しなおした
外観が目を引きます。