1月は行く。
2018年01月15日
初出から1週間が経過し、いつも通りのフルモードに入っております。
成人式・えべっさんも終わり、この周辺では厄神さんの準備が進んでおります。
えべっさんもそうですが、厄神さんが始まると人出と交通規制で会社の南西方向には車では近付けません。
門戸厄神周辺には当社のお客様が多数おられ、緊急対応が無い事を願っております。
この寒気団は居座るとの事で、凍結にも注意しなければなりません。
住宅設備では給湯機と散水栓。
斯く言うも、当社の足湯の清掃時に使う外部の水栓金具も凍っておりました。
カバーを付けたりしてそれなりに対策はしているのですが、夜明け前の一瞬で凍るようです。
昨年の1月、40年振りに会った高校の同級生は棺の中でした。
お通夜と告別式に出させて頂きましたが、学生時代のぽっちゃり体型と黒メガネの印象が強く、
祭壇に飾られた遺影に40年の歳月を重く感じておりました。
ちょうど1年後の先日、病気で引退された職人さんからの着信に気付き、折り返し電話すると奥様が出られ、
その一瞬で頭が真っ白に。
「1月2日に主人が亡くなりました。
皆さんには葉書を送ったのですが、佐伯さんには直接伝えたくて」と言って下さいました。
30数年前にひょんなことから知り合いになり、営業時代にはほとんどこの方にお願いしておりました。
昼飯はジョージアのカフェオレ1本という少食で、空き家であれば遅くまで作業可能な業種でもあったので、
日付の変わる手前まで現場で一緒ということが何度かありました。
すったもんだの独立時にも「あんたやったら手伝うで」と言って下さり、仕事道具が満載の
車にはお孫さんの写真をメーター横に貼り付けておられました。
白髪混じりのあごひげにハイライトのくわえ煙草が似合う、古き良き時代の職人さんでした。
最後にお会いしたのも引退されて少し経った、ちょうど1年前にご自宅で。
奥さんから「いつでも会いに来てやって下さいね」と言われながらも、姿を見るのが辛くて・・・。
そうそう「月」に思いはありませんでしたが、僕にとって1月は、はかない想いが残る月になりました。
合掌