引退。
2016年09月27日
プロ野球もいよいよ終盤。
僕にはもうひとつ理解できないクライマックスシリーズにかけての3位争い。
それはそれで盛り上がりも有るのでしょう。
シーズンも終盤になると、見聞きするのは現役選手の引退のニュース。
あまり野球を見ない僕が知っている選手名なので、いわゆる「記憶に残る」選手。
短いプロ期間の選手・ドラフトでは下位で入団し、その後に活躍した選手、
何球団かを移籍しながらも1軍で頑張った選手、
そのチーム一筋で看板を張っていた選手らが自らの判断(たぶん)で引退を決めたのでしょう。
短い選手で10数年、長い選手だと25年以上の現役を退き、30代・40代からの次の人生を選択です。
ただ、この終盤に引退される選手は引退試合なり何かのイベント事をされ、まだ華やか?
ニュースにも出ますし、スポーツ新聞では一面アップも有りますし。
この後、侘しいのは日本シリーズの前後~年末に掛けて、スポーツ欄の下の方に顔写真も無く、
通知のような文面だけで「~選手とは来季の契約を結ばない事にした」「~選手は自由契約」と、
その球団を去る若い選手や、ベテランながら1軍復帰ならなかった選手のひっそりとした退団や引退。
その中にはドラフト1位の選手や、怪我や故障・スランプから復帰出来なかった選手も。
若い選手はその後、他球団からのオファーや合同トライアウトに参加し、
狭き門ながらもプロでの生き道を探せるのでしょうが、
ベテランと言われる年代の選手はそうは行きません。
この先、野球に携われる仕事に就けるのはごくわずかでしょうし。
入来祐作元投手のような方はまれのまれ
この年末にも「俺たちはプロ野球選手だった」「プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達」
他のTV番組があるのでしょうか?
一般社会ではこれからの年代の方・中堅幹部と言われ、第一線でバリバリ仕事をしている年代の方が
家族の事も踏まえての現役続行の模索、きっぱり退き第二の人生選択をドキュメンタリーで。
あの番組は切ないですが「第2の人生を頑張れよ!」と思いを込めて見ています。