チャンプを継ぐ男・人生の約束
2016年01月12日
冬休みには「クリード・チャンプを継ぐ男」を、先日は「人生の約束」と
僕にとっては想いでの有る映画とヒューマンシネマをたて続けに。
「チャンプを継ぐ男」はあの「ロッキー」のスピンオフとありましたが、
僕が思うには、「ロッキーのリメイク版」のような気が・・・。
「ロッキーⅠ」ではスタローンが駆け上がり、両腕の拳を高らかに鼓舞した
フィラデルフィア美術館の階段を歩いても上がりきれない姿には一抹の寂しさがありました。
ロッキーが好きで、今まででロッキーの全編を見た方にはより一層受ける映画では?と思います。
「人生の約束」は10日の成人式の日にレイトショーで。
売店前はそれ相当の人だかり。
満席に近かったらまた今度、と思いながらピコンピコンと使いなれた?券売機を操作していくと・・・
上映数分前なのにドヒャーンと言うほどの空席ですがな~。
売店前の人達のほとんどがスターウォーズですかね?
邦画はあっと言う間の上映期間だった「天空の蜂」以来。
中学生がそこまでしゃべるかな?
そんなに早く物事が動くかな?と思うシーンがありましたが、
日本映画独特の人間味のある映画ではと思いました。
僕は「祭り」については育った環境もあるのでしょうが、
そんなに深い感情も思い入れもありません。
しかし、有名な祭りや地元ならではの祭りにはそこで生まれ育った方の感情や思い入れがあります。
それに沿ったストーリーなので、見る方のそれぞれでしょうね。
僕はいつものように映画からの銭湯に浸かりながら「見てよかった映画やったな」と。
ロッキーのようにⅡやⅢ~もスピンオフもリメイク版も出ない映画でしょうが、
希薄になって行く義理・人情やわびさびを日本人ならではの感情で表現したのでは・・・。